腸と腰痛の関係

今日は先日来院された腰痛の患者さんについて、話したいと思います。

歩けないほど腰が痛い、と言うことで来院された男性の患者様、僕としては最初の症状をみる限り(ぎっくり腰かな?)と思い施術開始しました。が、途中(ぎっくり腰にしては筋膜のこわばりがないなー)と感じ、違う観点からアプローチしました。ただ、やはり腰に関係するような場所、例えば脚 背部 首どこにも原因が見つからないので、色々患者さんに質問します。内臓疾患は何かありますか?とか、仕事はとか?色々話しているうちに、仕事が忙しすぎてずっと休んでないと言ってました。(疲れすぎ?そんなわけ無い)と思いながら施術を続け、お腹を触った際、とくに左下腹部に異常な固さがあるのを見つけ、患者様に腸の動きが異様に無いですと伝え、少し腸を動かしていたらトイレに行かれました。すると、腰が少し楽になり歩けるようになりました。患者様は仕事が忙しくて、トイレにもいけず、便を2週間していなかったのです。施術後、少しは楽だけど、まだ腰が痛いし歩きにくいと言う事で、一度病院で診てもらって下さいと言ってお帰り頂きました。次の日、患者様が来られて、病院で浣腸はしてもらい全部の便を出したら、腰の痛みも無くなり走れる位になりました。と、報告に来ていただけました。

この経験から、僕は腸について少し調べてみました。腸は卵子から胎児になる過程で、一番最初に作られる臓器だそうです。心臓よりも脳よりも最初に出きるんです!それだけ腸は大事な組織だと言うことなんです。なので、腸の動きを良くすることで身体の不調も軽減するってのも、うなづけますね!

これから、クリスマスや年末年始に飲んだり食べたりして腸を酷使し過ぎると、腰やら背中やら脚やらも痛くなりやすいので、みなさん気を付けましょう。

長々書きましたが、ただ腰が痛いってだけでも色々な原因があり、色々な症状があり、一人一人への施術も違いますので、YouTubeやSNSで流れているストレッチやマッサージや運動で改善しない事も多いので、良ければあいき筋膜リリース整体院に足を運んで、きちんとした原因を突き止め解決法を見つけていければいいな~と思いながら、日々施術してます。